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どのくらい必要?フィットネスジムに求められる広さ

店舗開業準備
アイキャチ

フィットネスジムを開業するにあたり、顧客を獲得するためにも重要となるのが店舗の広さや設けられているスペースの種類です。この記事では、フィットネスジムには最低限どの程度の広さが必要なのか、どのようなスペースが必要なのかを解説します。

店舗の形態と規模

フィットネスジムに求められる最低限の広さや必要となるスペースの種類は、ジムの形態と規模によって異なります。まず最初に開業を目指す店舗のコンセプトを設計し、ジムの形態と規模を定めましょう。

小型ジム

トレーナーによる指導をサービスの主軸にした「パーソナル型」の形態に見られる規模です。ヨガやストレッチをサービスをメインに据えるなど、マシンの設置を必要としない店舗が多い傾向にあります。

中・大型ジム

マシンの利用を主な目的とした「無人型」の形態に見られる規模です。一度に多くの利用者に対応できるぶん複数台のマシンの設置が必須であり、店舗にはある程度の広さが必要です。

フィットネスジムに求められるスペース

ジムに必須のスペース

フィットネスジムを運営する際には、トレーニングルーム以外にも更衣室やロッカー、トイレのスペースが必須です。また、トレーナーが常在する店舗であれば、スタッフルームの広さも必要となります。

ジムに求められるスペース

休憩スペースやドリンクカウンター、シャワールームや女性専用スペースなどを設ければ、他店との違いを打ち出すことができます。しかし、店舗には更なる広さが求められ、規模も大型となる傾向にあります。

フィットネスジムに必要な広さ

小型ジムに必要な広さ

小型ジムに必要な広さは「約10坪〜30坪」です。ヨガやストレッチをサービスをメインにする店舗ではマシンの設置が必須ではなく、比較的トレーニングルームに広い空間を必要としません。トレーナーによる指導が主となり同時に店舗を利用する人数も限られるため、更衣室やトイレなどのスペースも小規模なもので済むでしょう。マンションの一室を利用するなど、ごく小規模での開業が可能です。

中型ジムに必要な広さ

中型ジムに必要な広さは「約50〜100坪」です。マシンの利用がメインのため複数台のマシンを設置するスペースが必須です。多くの利用客が同時に店舗を利用することもあり、隣との感覚を設けて安全に配慮したり、導線を確保したりする必要もあります。更衣室や休憩スペースにも広さが求められ、必要な店舗の広さは小型ジムに比べてグッと広くなります。

大型ジムに必要な広さ

大型ジムに必要な広さは「約150〜300坪」です。中型ジムよりもさらに多くの顧客が同時に店舗を利用でき、24時間運営にも対応しやすい店舗の規模です。トレーニングルームに広さがあれば鍛える部位が異なる複数のマシンを設置しやすく、利用者のニーズに応えやすくなります。また、女性専用スペースやシャワールームを設けたりと、トレーニングルーム以外で他店との違いを打ち出しやすいメリットもあり、顧客を獲得しやすい規模と言えるでしょう。

まとめ

小型ジムに必要な広さは「約10坪〜30坪」、中型ジムに必要な広さは「約50〜100坪」、大型ジムに必要な広さは「約150〜300坪」で、ジムの形態により適した規模が異なります。
ジムの規模が大きくなるほどトレーニングルーム以外に更衣室やトイレなどにも広さが必要となります。また、トレーナーが常在するパーソナル型ジムはスタッフルームにも広さを要するなど、形態によっても必要なスペースに違いがあります。
店舗のコンセプトをしっかりと固め、必要となるスペースや広さを確認することが大切です。

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